TECHNOLOGY / SERVICE 仕上げ加工

仕上げ加工とは寸法精度や表面粗さを改善し、耐摩耗性や外観品質を向上させる目的で行われます。
紡糸用ノズルやTダイなどの押出金型では、流路部に高い鏡面性が必要です。これにより、ポリマーの流れがスムーズになり、糸切れや不均一性を防ぎます。化繊ノズルでは、精密ラップ・流体研磨・バフ等、様々な方法で、鏡面性を確保します。特に曲面部は、職人による手作業で鏡面に仕上げることが可能です。
また、自社設備にて表面に各種表面処理を施す事も可能です。これにより、耐摩耗性向上、濡れ性向上、帯電防止等の効果が期待できます。

高精度な表面仕上げ

ポリマーの流動性を最大限に引き出すため、Ra0.05μm以下の鏡面仕上げに対応しています。これにより、材料の滞留や流動ムラを抑え、安定した吐出を実現します。

微細孔内面の高い均一性

φ0.03mmクラスの微細孔においても、孔内面の粗さを極限まで低減。孔径全体で均一な内面品質を確保し、製品品質のばらつきを防ぎます。

精密なエッジ処理

孔出口部には、1μm以下の微小Rやテーパー形状を付与可能です。これにより、吐出時の乱れや材料切れを抑制し、安定した成形をサポートします。

多様な仕上げ方法への対応

梨地仕上げによる離型性向上や、鏡面仕上げによる流動性向上など、表面仕上げそのものに機能を持たせることが可能です。

各種コーティングへの対応

耐摩耗性・耐食性・離型性の向上を目的として、TiN、CrN、PtPdなどの薄膜コーティングに対応しています。使用環境に応じた長寿命化が可能です。

単一元素
コーティング
化合物
コーティング
特殊
コーティング
CrSiTiNCrNSi3N4TiCSiCT7
面粗度母材面粗度による
硬度HV500HV700HV2300HV1900HV1300HV2500HV2000HV2300
膜厚0.1~5μm