不織布製造装置・紡糸装置

不織布製造装置・紡糸装置

研究用途の小型パイロット機から生産機まで、メルトブローン、スパンボンド、溶融紡糸の各種装置導入に幅広く対応しています。弊社保有のパイロットマシン複合紡糸対応にて、原料・紡糸条件を事前評価し、ノズル・装置設計の最適化が可能です。(弊社保有の各種ノズルを使用可能です。)導入後のスタートアップ、アフターメンテナンスまで、トータルエンジニアリングを提供します。

装置導入の流れ

  1. STEP01

    装置導入引き合い

    • 生産銘柄の決定
      ポリマー種類、糸断面形状、繊度等、最終的に生産する製品の仕様を決定します。
    • 紡糸条件の提案
      上記製品を生産可能な紡糸方法と生産条件を提案します。
  2. STEP02

    紡糸条件決定

    • 紡糸テスト試作
      上記製品を生産可能な紡糸方法と生産条件を提案します。
    • 装置仕様の提案フロー図、レイアウト図
      必要に応じて、パイロット設備を使い、実際に紡糸条件を検証します。
  3. STEP03

    装置仕様決定

    • 見積書・仕様書提出
      紡糸テスト試作結果に合わせて装置仕様を選定し、装置全体のレイアウト含めて決定します。設備仕様・レイアウトに沿って、お見積りを作成します。
    • 発注
      お見積金額をご承認いただき、ご発注いただきます。
  4. STEP04

    設計

    • 図面承認
      決定したレイアウトをもとに製作図を作成し、ご承認いただいてから製作開始します。
  5. STEP05

    製作

    • 立会検査・納品
      製品出荷前に、立会検査を実施可能です。
  6. STEP06

    納入

    • スタートアップ支援・検収
      導入時試運転、メンテナンス、ノズル部品の組立、分解、洗浄の指導を行い、設備の運転を確認しながら、立会い検収を行います。
    • アフターフォロー
      検収後でも設備の取り扱い、作業性向上の仕様変更のご希望があれば、検討いたします。もし設備に問題があった場合でも、納品後1年以内であれば無償修理対応いたします。

装置フロー

装置フロー|スパンボンド製造装置

原料樹脂を溶融させてノズルから吐出し、圧縮空気によって延伸するとともにコンベヤーで捕集して、ウエブを形成する。ウエブは熱ロールでプレスされるか、熱風によって熱接着されてシートとなる。

仕様 条件
押出機 スクリュー形状・仕様 樹脂種
スクリュー径 生産量
温度設定範囲 最高使用温度
ギヤポンプ 容量 生産量
材質 樹脂種
ノズル ノズルダイサイズ 製品幅
孔仕様 繊維径と生産量
エジェクター スリット 紡糸速度
ワインダー 目付と生産量 巻取速度範囲

装置フロー|メルトブローン製造装置

原料樹脂を溶融させてノズルから吐出し、その周囲から熱風を噴射することでさらに糸を細くして、
コンベヤーでシートを形成する。繊維どうしは熱風により自己接着しているため、熱接着工程は必要とされない。

仕様 条件
押出機 スクリュー形状・仕様 樹脂種
スクリュー径 生産量
温度設定範囲 最高使用温度
ギヤポンプ 容量 生産量
材質 樹脂種
ホットエアー 温度設定範囲 最高使用温度
ノズル ノズルダイサイズ 製品幅
孔仕様 繊維径と生産量
ワインダー 目付と生産量 巻取速度範囲

装置フロー|フィラメント紡糸装置の説明

原料樹脂を溶融させてノズルから吐出し、空冷もしくは水冷させてから、引取ロール、延伸ロールを経由して、
巻取装置で紙管やボビンに巻き取られる。

仕様 条件
押出機 スクリュー形状・仕様 樹脂種
スクリュー径 生産量
温度設定範囲 最高使用温度
ギヤポンプ 容量 生産量
材質 樹脂種
ノズル 材質 樹脂種
孔仕様 繊維径と生産量
クエンチ 冷却方法 樹脂種と繊度
ワインダー 巻取速度範囲 延伸倍率と繊度