中空糸ノズル

中空糸ノズル

血液透析、人工臓器、水処理、ガス交換等、様々な分野のフィルトレーション素材として、メンブレンが使われています。それを作る中空ノズルには、均一な膜を形成する為、ノズルの内径/外径、同芯度等、高精度な加工が要求されています。

中空糸ノズル

加工精度

インナー部品(中子)とアウター部品(外子)は、それぞれΦ±0.001mmの孔径精度で加工され、Φ0.005の同芯度をキープしています。また。マルチブロックで使用されるノズルについては、各ノズル間での吐出ムラを抑える為に、流量測定を行い、規定のバラツキ内に収めることが可能です。

中空糸ノズル

2層(3重管)

3部品以上の組立構成により、2層以上の中空糸を製作することや、凝固液や保護層を外側から同時に吐出することも可能です。

参考画像:ノズル吐出側から撮影 参考画像:ノズル吐出側から撮影